スペイン/グラナダ
波紋
川面に投げた一粒の小さな
石ころ・・・
それを起点として
さざ波が拡がる・・・。
『波紋』
小さな起点から
拡がり拡がり 加速して
様々な想いを巻き込み
呑み込み
思いもよらない程の大きさになり
やがて
周囲の水面と同化した。
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スペイン/グラナダ
波紋
川面に投げた一粒の小さな
石ころ・・・
それを起点として
さざ波が拡がる・・・。
『波紋』
小さな起点から
拡がり拡がり 加速して
様々な想いを巻き込み
呑み込み
思いもよらない程の大きさになり
やがて
周囲の水面と同化した。
イタリア/ヴォルテッラ
【残像】
あの頃
切ないほどに思っていた・・・
お前だけが、傍に居てくれたら
俺は何もいらない。
ただ お前の優しい笑顔が
そこにあればいい
でも、その笑顔は今はもう
思い出の欠片・・・
悲しい思い出は捨て去り
今も胸に残る・・・。
ドイツ/ベルリン
【残像】
その刹那
貴方の腕の中で
確かに私は【女】だった
心も体も預けて
【華】を咲かせた。
でも、
見えなかった・・・。
2人の【未来】。
心に残る【残像】は、
過ぎ逝く夏の
【蜃気楼】・・・。
言葉の細い糸で
繋ぎ止めた結び目は
近づけば近づくほどに
見えなくなる
貴方にとって
二人は どれだけの
意味を持つの
私の中で貴方が
指先から こぼれていく。。。
何度でも何度でも
確かめるの
愛の記憶と
こんなにも こんなにも
募る想いを。。。
ドイツ/ドレスデン
日ごと月ごとに
絶えず進歩する。
今日より明日
明日より、その未来へ
百年後も誰かが恋をしているだろう・・。
ドイツ/ドレスデン
「あんな人とは もう会わない」
好きな理由を説明するたびに
言っていることが分からなくなる
「また 会いたい」
したくても出来なかったことが
彼と一緒ならできるような気がした
友達からは呆れられた。
ずっと傷ついていたから、彼に一緒に居てほしかった
とても幸せでした
とんだ夢だもの
一瞬の真実だけを見て、何が悪いの?
今まであなたがした説明の中で、いちばん筋が通っているよと
友達は言った。
ハンガリー/カロチャ
子供のとき
恋人同士なのに、一年に一度しか会えない
織姫と彦星の話を知って、びっくりしたことがある。
考え方も感じ方も、まるっきり違うのに
ぶつかり合うのが当然のように
皆 分かっていると うなずいた。
知ることと理解することは違うと思う。
恵まれた恋人たちにしか分からない例えかもしれない。
お互いを好きになって惹(ひ)かれあうことは、とても辛いことだ。
早く会いたい、いつも見ていたい、どれくらい好きになって
もっと好きになれたら
・・・なんて
ため息をつき、そのくり返し
恋というのは、ずっとこれからも絶えることなく
常に存在するものなんだ。