2006年08月16日

謎の「あばだ〜」

「!」

「ああっ、、信号が変わった」。。。チャリを止めた。

― 昨日の話を始めよう ―

(この暑い中、日陰もないトコに信号 立てんなよなぁ)

ふと 後ろから来る青年(伸長は少し高め)に目をやる。
汗を拭い、いかにも暑い夏には屈しないという顔をしていた。
...少し風向きが変わり、涼しい風が.....!!

「アバダ〜」          ・・・・あば・・だ?

俺と青年の背後から 何やら聞きなれない呪文(?)のようなものが、

アバダ    アバダ     アバダァ〜

振り向くと!..そこには1人チャリに乗ってる老人の姿が?!

「アバダァ〜」         こいつ、明らかに日本人だろ!

ボロ服・リュック、その手にはアイスカップ(カラ)を持つといったイデタチ。

その時、直感的に悟ったね。

「・・・こいつには近づくな」・・と

「アバダァ〜」

信号見ず、車 目掛けて突っ込み上等!
けっこう車 走ってるし!!

「アバダァ〜」

何で!?この老人、車に当たんねぇ〜の!?!
別に当たれば!)とは思ってないよ!(ヾ^`◇´)ホントニ!

目前の信号になり、見てたいけど行かなきゃの葛藤中−
気付けば 青年も走り出していて、その老人も居ない。
汗だけが、頬から虚しく流れて・・・・・・

「・・・・・・・・・・・アヅイよ、」

posted by 月野 at 14:27| 🌁| Comment(8) | TrackBack(0) | 湯ャノ変人達ノ集会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする