自 お
分 金
を は
豊 そ
か の
に 使
も い
貧 方
し に
く よ
も っ
す て
る
【解説】
お金というものは、
その扱いがなかなか難しいものです。
お金は大昔から流通の媒体として
人間社会で重宝されてきて、
私達が社会生活を営む上で是非必要で、
有り難いものであることは言うまでもありません。
しかし、お金を使う
人の心や思いで貴くもなれば卑しくもなる、ということに
改めて気付かねばなりません。
つまり、お金は人が上手に使ってこそ、
その素晴らしい可能性を発揮できるのであり、
人がお金に振り回されているようでは、
お金自体が醜いものになってしまうのです。
「お金さえあればなんでもできる」
などという発想は、まさに、
人がお金に縛られてしまっている姿だと言えるでしょう。
お金本来の働きは、
あくまでも社会に流通してこそ、
その真価が発揮されます。
それが
「とても大事だ」
と思うことであれば、
他人のため、社会のため、
自分のための区別なく、
惜しみなく出せる心を養うことが、
自分も人も豊かになっていける第一歩なのです。
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