向 言
上 い
へ 訳
の が
道 う
が ま
閉 く
ざ な
さ る
れ ほ
て ど
い
く
【解説】
失敗をしたり、
人の期待を裏切った時、
素直に自分の非を認めるのは勇気のいることです。
「自分は悪くない」
と、ついその原因を他に求め、言い訳をしたくなります。
言い訳は他人に対してだけではありません。
「あれをしよう、これはやめよう」
と強く決意しながら実行できなかった時、
「こんな状況だから仕方がなかったのだ」
などと理由付けするのは、
自分自身に対する言い訳です。
自分の心の中のことですから、
誰に咎められることもなく、
簡単に言い訳が通りますが、この時、
向上の芽を自ら摘んでしまっていることに気付かねばなりません。
自分に非がある以上、
失敗は素直に認め、他人には謝罪を、
自分には反省をして、
その辛さをバネによりよい生き方を目指すのが
本当の知恵というものです。
目先の楽を求める気持ちが
言い訳をさせるのだと知り、それらを捨て、
勇気を持って自分の至らなさに直面し、
一歩ずつ向上の道を歩んで行こうではありませんか。
ラベル:今月