何 安
で 逸
も だ
な け
い を
こ 望
と ん
が で
苦 い
に る
な と
っ
て
く
る
【解説】
ここで言う
「安逸」とは
「仕事もしないでぶらぶらと遊んで暮らすこと」
という意味です。
例えば、普段から車での移動ばかりでは、
少しの距離を歩くことや、バスや電車に乗ることさえも
大義でおっくうになってきます。
また、炊事や洗濯も、
家電製品がどんどん便利になって、今までとは
比べものにならないぐらい楽な仕事になっているはずですが、
働くことの嫌いな主婦であれば、
やはり面倒に思ったり苦になってしまうようです。
仕事もしないで安閑と遊び暮らすことばかりを望んでいると、
普通の人には
何でもない容易な仕事でさえも、
その人にとっては苦痛となり、不平不満の種ともなります。
私達は、何か自分でできる仕事をすることによって
世のため人のために貢献し、
そこに人生の意義を見出さなければなりません。
自分のすべきことは
進んで喜んで
やり遂げていくという気概を持って、
生き生きとした、意義のある充実した人生にしたいものです。
ラベル:望み